オンラインカジノの魅力としてよく言われている要素のひとつが、ペイアウト率です。
ペイアウト率とは、プレイヤーに戻ってくるお金の割合のことで、還元率などとも訳されます。
ではこのペイアウトはオンラインカジノで何%程度が平均なのでしょうか。
また、オンラインカジノ以外のギャンブルではどの程度のペイアウトが平均なのでしょうか。
今回の記事では、実際のオンラインカジノのペイアウト率を見てみながら解説していきます。
ペイアウトとは?
ペイアウトは、プレイヤー全体が賭けたお金に対して、プレイヤーに還元された金額の割合のことです。
この割合が高ければ高いほどプレイヤーが勝ちやすく、低ければ低いほどプレイヤーが勝ちにくいということになります。
例えば、日本という国で認可されている国営ギャンブルで言えば、宝くじのペイアウト率は50%です。
つまり、宝くじを購入した人の購入金額全ての合計が6億円であれば、支払われる報酬金額の合計が3億円になるということです。
残りの3億円が宝くじの運営者側の利益ということになります。
競馬や競輪はこのペイアウト率が75%です。
賭けている人の状況によって倍率が変わるのは、賭け金の合計から25%を胴元側が引いた額を配当に充てているためです。
宝くじと違い、最初から配当が決まっておらず、運営者側に抜かれる金額のパーセンテージだけが決まっているというパターンです。
パチンコやスロットなどは、ペイアウト率が80%から90%と言われています。
比較的高いペイアウト率です。
しかし、そんな中にあって、オンラインカジノのペイアウト率はなんと95%以上です。
2017年4月ジパングカジノのペイアウト率
では、実際に2017年4月のジパングカジノのペイアウト率を見てみましょう。
トータルのペイアウト率は96.61%です。
95%を超える高いペイアウト率ですね。
これは、ゲームの種類ごとにも数字が出ています。
スロットマシンが95.91%、テーブルゲームが97.14%、カードゲームが98.26%、ビデオポーカーゲームが97.37%となっています。
カードゲームの98.26%というペイアウト率は、胴元側の利益が2%以下です。
50%取られてしまう宝くじや、25%取られてしまう競馬と比べると非常にプレイヤーにとって魅力的な数字だということがわかるでしょう。
ちなみにこの発表はジパングカジノ側がしているものではなく、第三者機関が発表しているものですので、普通の数字が意図的に操作されているものではありません。
まとめ
オンラインカジノの魅力の中でも、もっともお金に結びつく部分がペイアウト率ですから、日本で楽しめるその他のどの国営ギャンブルにもない高いペイアウト率を誇っているため、非常に利益が出しやすいシステムです。
特にブラックジャックに代表されるカードゲームは、ペイアウト率が高いので、ディーラーとほぼ5分5分の勝負を楽しめるでしょう。